社労士なんて必要ない?

「ウチは社会保険労務士必要としていないよ、顧問の税理士がいるから税理士さんに全部まかしているんだ。私には社会保険労務士が存在している意味がわからない!」

開業したばかりの頃、飛び込み営業で訪問をしたある会社の社長に言われた言葉です。
飛び込み営業ですから歓迎されることはありませんが、それまでそれなりに対応してくださる会社がほとんどでしたので、このような言われ方にショックを受けたものです。
もしかすると私が伺ったタイミングが悪く、その社長の発言も本心ではなかったのかもしれませんが、印象に残る出来事でした。

それまでも社労士に対する認知度の低さを感じることはありましたので、まずは我々社労士のことをきちんと説明し、理解してもらうことの必要性を感じました。
縁あって私とお付き合いさせてもらう方々には、私という社労士との関わりにメリットを感じてもらえるよう、全力でサポートしてまいります。

試しに社労士に相談してみるか

私ども社会保険労務士は、いわゆる経営資源3要素の「ヒト」「モノ」「カネ」の「ヒト」に関するスペシャリストを自負しています。
そして「企業は人なり」と言われるように、まさに企業発展のポイントは人を育てることにあるといっても過言ではないと思っています。社労士は、ヒトの活用をまず考え、ヒトを活かすことを主点にしたサポートを行います。


一方、税理士さんは「カネ」の専門家となりますので、会計などについては社労士は専門外ですので、税理士さんに相談すべきです。このようにそれぞれ役割が違いがあるということを認識していただければと思います。

一例として、給与明細をみると税理士と社労士の役割の違いがわかると思います。
時間外手当、休日出勤手当、深夜勤務手当などの割増賃金は労働基準法、社会・労働保険料は健康保険法、厚生年金保険法、雇用保険法というようにこれらの項目での法的根拠は社労士の範疇にあり、所得税、住民税が税理士の分野ということになります。お金のことなので、給与計算を税理士事務所に委託している事業所さんも多いと思いますが、算出する項目でいうと実は社労士の専門分野が少なくないんです。
また従業員の教育など、ヒトに関することは社労士の分野であると自負しています。

専門家も使い分けです。社労士も使いようですから、社労士なんて必要ないと思わず、上手に使ってくれればいいのです。

相談できる人がそばにいる安心感

社員の士気を高め、元気に働いてもらえる事が、結果的に会社が利益を出し、発展する一番の方策ではないでしょうか。
事業の成長には、社員の皆さん一人ひとりが成長すること、主体的に生き生きと働く職場環境が欠かせません。

改めて「ヒト」についてすべきことを考えてみませんか?

私は御社のホームドクターとして、社員の皆さんが元気で働ける職場作りのお手伝いをしてまいります。

主なサービス内容

社会保険労務士助川事務所では以下のようなサービスを主に行っています。

  • 人事労務管理に関する相談業務
  • 人事制度のコンサルティング
  • 就業規則の作成、整備
  • 社会保険、労働保険の手続業務
  • 給与計算代行
  • クラウド労務管理システムの提供